「草」「ワロタ」「推し」——日本のSNSやチャットで当たり前のように使うスラングって、英語に訳すとどうなるんでしょう?

直訳しても意味が通じないし、かといって「I laughed(笑った)」じゃなんか物足りない。でも英語にも日本語スラングと同じニュアンスを持つ表現がちゃんとあります。知っていると、海外のフレンドとのチャットがぐっとリアルになります。

この記事では、日本のネットスラングを英語圏の表現に変換した対照表を20個、カテゴリー別に紹介します。


笑いを伝えるスラング(5選)

日本語では「草」「ワロタ」「www」と笑いを表現しますが、英語にも同じ温度感の表現がそろっています。

1. 草 → lmao / lol / I’m dead

「草」は「w」が重なって草みたいに見えることから生まれた表現。英語では “lmao”(Laughing My Ass Off)か “lol”(Laughing Out Loud)が対応します。さらに爆笑のときは “I’m dead” または ”💀“(ドクロ絵文字)が日本語の「草生えた」レベルの笑いを表します。

例文: That cat video had me dead 💀.(あの猫動画、草すぎる。)

2. ワロタ → lmaooo / I’m crying laughing

「ワロタ」は「笑った」の砕けた言い方。英語では “lmao” に “o” を重ねて “lmaooo” と伸ばしたり、“I’m crying laughing” と表現したりします。「涙が出るほど笑った」という意味で、強度はかなり高いです。

例文: I’m crying laughing at this, omg.(これワロタすぎる、まじで。)

3. www → hahaha / lol

「w」は「笑い」を意味する “warau” の頭文字。英語では “hahaha”(笑い声をそのまま文字にしたもの)か “lol” が相当します。“haha” が一般的で、笑いの強さに応じて “h” や “a” を増やすのも同じ感覚です。

例文: Ok that was actually hilarious hahaha.(いやそれはガチで面白かったhahaha。)

4. 笑い死ぬ → I’m deceased / dead af

「笑い死ぬ」は英語にも全く同じ表現があります。“I’m deceased”(亡くなりました)や “dead af”(めちゃくちゃ死んでる)という形で、ドクロ絵文字と一緒に使われることがほとんどです。

例文: I’m deceased, this is the funniest thing I’ve seen all week.(笑い死ぬ、今週一番面白いやつこれ。)

5. 無理 → I can’t / stop it

笑いすぎて「もう無理」という感覚は英語でも同じ。“I can’t”(できない=もう無理)や “Stop it, I can’t.” という形で使われます。面白すぎる状況への降参感が出る表現です。

例文: Stop, I can’t. This is too much.(無理、もう限界。これ面白すぎる。)

日英混在のチャット画面を見て笑っている人のイラスト


共感・リアクション系スラング(5選)

「わかる」「それな」「マジで」——自分の気持ちをさらっと伝えるスラングを英語に変換します。

6. それな → That’s so real / literally me / same

「それな」は「そのとおり」「わかりすぎる」という強い共感。“That’s so real” や “literally me” が近いです。“Same” は日本語でも「サメー」とそのまま使われることがありますね。

例文: “I only meant to scroll for 5 minutes.” “That’s so real.”(「5分だけのつもりだったのに」「それな。」)

7. わかる → I feel that / same energy / I get it

「わかる」は共感の基本。“I feel that” や “I totally get it” がニュアンスに近いです。リアクションとして “same energy” と返すと、同じ気持ちだよという感覚が伝わります。

例文: I feel that so hard. Mondays are rough.(わかりすぎる。月曜日はしんどい。)

8. マジで → No cap / fr (for real)

「マジで」は英語では “no cap”(嘘なし)や “fr”(for real)が対応します。「本当に?」と確認するときも「本当のことを言う」ときも両方使える点も日本語と似ています。

例文: That movie made me cry, no cap.(あの映画で泣いた、マジで。)

9. なんか → lowkey

「なんか…好きかも」「なんか気になる」のように、本音をぼかすときの「なんか」は英語の “lowkey” がぴったり。「密かに」「実はちょっと」というニュアンスが同じです。

例文: I lowkey want to go back to that café.(なんかあのカフェにまた行きたい。)

10. やばい → wild / insane / unhinged

「やばい」は良い意味にも悪い意味にも使える万能スラング。英語では “wild”(ワイルド=とんでもない)や “insane”(頭おかしいレベルの意味でポジティブにも使う)が近いです。“unhinged” は「ちょっとどうかしてる」という面白いニュアンスで使われます。

例文: That roller coaster was insane. I loved it.(あのジェットコースター、やばかった。最高だった。)


推し・ファン文化スラング(5選)

「推し」「沼」「尊い」——日本のファン文化には独特のスラングがあります。英語圏にも同じ熱量の表現があるので対応させてみましょう。

11. 推し → fave / obsession / my person

「推し」は英語にそのまま対応する言葉がなく、“fave”(favorite の略)や “my obsession”(推しにハマっている状態)が使われます。最近は日本語の “oshi” がそのまま使われることも増えています。

例文: Have you seen my fave’s new mv? I’m not okay.(推しの新MV見た?無理になってる。)

12. 沼にはまる → fall down the rabbit hole / get obsessed

「沼にはまる」は英語で “fall down the rabbit hole”(ウサギの穴に落ちる=底なしにハマる)が近いです。“I got obsessed” とシンプルに言うことも多く、TikTokなどでも “I went down a rabbit hole” という表現がよく使われます。

例文: I went down a rabbit hole with their discography last night.(昨夜、推しのディスコグラフィーの沼にはまった。)

13. 尊い → precious / my heart / I can’t

「尊い」は英語で一言に訳すのが難しいですが、感情が溢れるときに “my heart…” や “that’s precious” と言います。胸を撃ち抜かれるような感覚は “I can’t” や “I’m not okay” が近いです。

例文: The way they looked at each other… my heart.(あのシーンの目の合わせ方、尊すぎる。)

14. 神対応 → they ate / so wholesome / goat behavior

「神対応」はファンへの完璧な対応を指す言葉。英語では “they ate”(完璧にやりきった)や “that was so wholesome”(心温まる)が近いです。最高すぎる行動には “GOAT behavior”(Greatest Of All Time)という表現も使われます。

例文: They remembered a fan from 3 years ago? That’s so wholesome. They ate.(3年前のファンのこと覚えてたの?神対応すぎる。)

15. 解釈一致 → they understood the assignment / this is canon

「解釈一致」は「自分がイメージしていた通り!」という意味。英語では “they understood the assignment”(課題を完璧に理解した)がニュアンスが近く、公式の解釈については “this is canon”(これが正史)という表現も使われます。

例文: This fanart is exactly how I imagined them. This is canon to me.(このファンアート、まさに私の解釈一致。)

推しについて熱く語っている人のイラスト


ネット・日常のひとことスラング(5選)

「ガチ勢」「闇落ち」「メンブレ」など、日常会話でも使われるスラングを英語圏の表現に対応させます。

16. ガチ勢 → hardcore fan / die-hard / enthusiast

「ガチ勢」は本気で取り組んでいるファンや愛好者のこと。英語では “hardcore fan” や “die-hard”(断固として離れない熱狂的な人)が近いです。“I’m a die-hard fan” と言えばガチ勢感がしっかり伝わります。

例文: I’ve been a die-hard fan since their first single.(デビューシングルからのガチ勢です。)

17. メンブレ → I’m spiraling / having a moment / in my feels

「メンブレ」(メンタルブレイク)は英語では “I’m spiraling”(どんどん沈んでいく)や “I’m in my feels”(感情に浸っている)が近いです。深刻に聞こえすぎない形でモヤモヤを伝えたいときに使えます。

例文: Ngl I’m a bit in my feels tonight. Need some good music.(正直今夜ちょっとメンブレ。いい曲が聴きたい。)

18. 闇落ち → villain era / going dark

「闇落ち」は「悪い方向に変わる」こと。英語では “villain era”(悪役期)というスラングが近く、ネガティブな気持ちになったときにユーモアを込めて “I’m entering my villain era” と使われます。

例文: They canceled my favorite show. I’m entering my villain era.(好きなドラマが打ち切りになった。完全に闇落ちした。)

19. エモい → it hits different / nostalgic / giving me all the feels

「エモい」は感傷的でジーンとくる感覚。英語では “it hits different”(特別な感動がある)や “giving me all the feels”(全感情が揺さぶられる)が近いです。“That was so emo” とも言いますが、日本語の「エモい」とは少しニュアンスが違います。

例文: This song hits different at night on a long drive.(夜の長距離ドライブで聴くこの曲、エモすぎる。)

20. 同担拒否 → no sharing / I don’t do co-stans

「同担拒否」は同じ人を推す他のファンを受け付けないという感覚。英語圏のファン文化では “I don’t do co-stans”(一緒に推すのは無理)や、軽く冗談めかして “no sharing”(分けてあげない)と使われます。最近は “oshi” や “stan” の概念とともに日本語スラングがそのまま輸出されることもあります。

例文: You like them too? Ugh, no sharing. They’re mine.(あなたも推してるの?やだ、同担したくない。私の推しなんだけど。)


まとめ:スラングを知ると二言語の感覚がわかる

日本語スラングと英語スラングを並べてみると、「笑いを文字で伝える」「強い共感を示す」「ファンとしての熱を伝える」という需要は万国共通だとわかります。

言葉の形は違っても、気持ちの温度は同じ。「草」→「lmao」、「それな」→「That’s so real」、「推し」→「my fave」——こうした対応関係を知っておくと、海外のフレンドとのチャットで自分らしさが出せるようになります。

Pelat では、こうしたスラングや自然な表現をネイティブとのリアルなチャットで使う練習ができます。知識として「知っている」状態から、会話で「自然に出てくる」状態へ。実際に使ってみることで、スラングの感覚はどんどん身についていきます。