英語のSNSやチャットを見ていると、アルファベット数文字だけの謎の略語が並んでいることがあります。

「IYKYK」「NGL」「FR」——翻訳にかけても意味が出てこないし、文脈から読み取ろうにもさっぱりわからない。そんな経験、ありませんか?

これらはネイティブが日常のテキストやSNSで当たり前に使っている略語ばかり。知ってしまえば「あー、そういうことか!」ってなるものの、知らないと完全に暗号です。今回は特に使用頻度が高い略語を20個、カテゴリー別にまとめました。


知らないと置いてかれる!基本の略語(5選)

英語チャットで毎日のように飛び交う、まず押さえておきたい略語です。

1. NGL(Not Gonna Lie)

「嘘じゃなく言うと」「正直に言うと」という意味。本音や意外な告白を切り出すときの前置きとして使います。「ぶっちゃけ」に近いニュアンスで、TBH(To Be Honest)と同じ場面で使えます。

例文: NGL, I kind of liked that movie.(正直、あの映画けっこう好きだったわ。)

2. FR(For Real)

「マジで」「本当に」という意味。驚いたときの相づちとしても、自分の気持ちを強調するときにも使えます。「seriously」や「really」の代わりにカジュアルな場面で使われます。

例文: “It’s already Friday.” “FR?? Where did the week go.”(「もう金曜だって。」「マジで??今週どこ行ったの。」)

3. IMO / IMHO(In My Opinion / In My Humble Opinion)

「私の意見では」「個人的には」という意味。自分の見解をちょっとやわらかく伝えるときの前置きです。IMHO は「Humble(謙虚な)」が入るぶん、少し控えめなニュアンスになります。

例文: IMO, the book was way better than the movie.(個人的には、本のほうが映画より断然よかった。)

4. SMH(Shaking My Head)

「あきれてる」「信じられない」という意味。頭を横に振っているジェスチャーをテキスト化したもの。誰かの行動やニュースにがっかりしたり、呆れたりしたときに使います。

例文: He forgot her birthday again. SMH.(また彼女の誕生日忘れたって。あきれる。)

5. TBF(To Be Fair)

「公平に言うと」「まあ確かに」という意味。誰かへの批判のあとに「でも一応言っておくと…」と公平な視点を加えるときに使います。議論のバランスをとるときの便利な前置きです。

例文: TBF, she did warn us this would happen.(まあ公平に言うと、こうなるって彼女は言ってたんだよね。)

スマホ画面の暗号のような略語を解読している人のイラスト


共感・リアクション系の略語(5選)

誰かのメッセージへのリアクションや、「わかる〜」という共感を素早く伝える略語です。

6. IYKYK(If You Know, You Know)

「わかる人にはわかる」という意味。特定のグループや経験を共有する人だけが理解できるネタに添えて使います。「これ、知ってる人だけニヤッとするやつ」という内輪感を演出するフレーズです。

例文: Studying the night before every exam… IYKYK.(毎回テスト前日に詰め込み勉強…わかる人にはわかるでしょ。)

7. IGTG(I Got To Go)

「もう行かないと」「そろそろ切るね」という意味。チャットを終わらせるときの別れの言葉として使います。“GTG”(Got To Go)の短縮形も同じ意味でよく使われます。

例文: IGTG, class starts in 5 mins. Talk later!(もう行かないと、5分後に授業始まる。またね!)

8. IKR(I Know, Right?)

「だよね!」「わかる!」という強い共感の表現。相手の意見に100%同意するときに使います。「Right?」だけでも同じ意味ですが、IKRのほうがよりカジュアルでテンションが伝わります。

例文: “That ending was so unexpected.” “IKR?! I did not see that coming.”(「あのラスト、まじで予想外だった。」「だよね!?全然わからなかった。」)

9. RN(Right Now)

「今すぐ」「今まさに」という意味。状況を伝えるときの時間の強調としてよく使われます。「I can’t RN(今は無理)」のように否定と組み合わせることも多いです。

例文: I’m so hungry RN.(今まじでお腹空いてる。)

10. OFC(Of Course)

「もちろん」「当然」という意味。同意や確認への返事として使われます。“of course” をそのまま打つのが面倒なチャットでは OFC がよく使われます。

例文: “Can I vent to you for a sec?” “OFC, what’s up?”(「ちょっと愚痴っていい?」「もちろん、どうした?」)


状況・場面を伝える略語(5選)

今いる状況や予定を手短に伝えるための略語です。

11. WFH(Work From Home)

「在宅勤務」という意味。リモートワーク文化が広まってから急激に使われるようになった略語です。「今日はWFH」と状況を伝えるときや、働き方の話題で頻出します。

例文: WFH today so I’m free for lunch.(今日は在宅だからランチ空いてるよ。)

12. ETA(Estimated Time of Arrival)

「到着予定時刻」「あとどのくらいで着く?」という意味。友達との待ち合わせから仕事の納期まで幅広く使えます。「What’s your ETA?(あとどのくらい?)」の形がよく使われます。

例文: What’s your ETA? We’re already at the restaurant.(あとどのくらい?もうレストランにいるよ。)

13. LMK(Let Me Know)

「教えて」「知らせて」という意味。何かを確認してから返事してほしいときや、相手の都合を聞くときに使います。文末に添えるだけで「わかったら連絡して」というニュアンスが出ます。

例文: LMK if you’re coming tonight.(今夜来るか来ないか教えて。)

14. HMU(Hit Me Up)

「連絡して」「声かけて」という意味。遊びの誘いや何か困ったことがあるときに「いつでも連絡してね」と伝えるフレーズです。SNSのプロフに書かれていることもあります。

例文: If you’re ever in Tokyo, HMU!(東京に来るときはいつでも連絡して!)

15. DM(Direct Message)

「ダイレクトメッセージ」の略。SNS上で個人に直接メッセージを送ることを指します。「DM me(DMして)」「Slide into my DMs(こっそりDMして)」の形もよく使われます。

例文: DM me the details and I’ll check it out.(詳細DMして、確認するから。)

ネットスラングを理解してスマホで快速チャットしている人のイラスト


ちょっとマニアック?でも知ってると差がつく略語(5選)

定番の略語を覚えたら次はこのあたり。ネイティブのテキストで「あ、これか!」となる略語です。

16. TFW(That Feeling When)

「〜なときのあの気持ち」という意味。あるあるな気持ちや状況を共感を込めて紹介するときの前置きです。ミームのキャプションとしてもよく使われます。

例文: TFW you finish a book and don’t know what to do with your life.(本を読み終わって、何していいかわからなくなるあの気持ち。)

17. MFW(My Face When)

「〜なときの自分の顔」という意味。TFWの顔バージョンで、特定の状況での自分の表情(や気持ち)をリアクション画像やGIFと一緒に使うことが多いです。

例文: MFW I find out the meeting was cancelled.(会議がなくなったと知ったときの自分の顔。)

18. FWIW(For What It’s Worth)

「参考までに」「あまり役に立たないかもだけど」という意味。FYIより少し控えめで「大した情報じゃないかもしれないけど一応」というニュアンスが含まれます。

例文: FWIW, I heard the new place on the corner is actually really good.(参考までに、角の新しいお店けっこうおいしいって聞いたよ。)

19. AFAIK(As Far As I Know)

「私の知る限りでは」という意味。100%確信はないけれど、知っている範囲で答えるときに使います。断言を避けて「たぶんそうだと思うけど」という情報に添えると丁寧です。

例文: AFAIK, they haven’t announced the date yet.(私の知る限り、日付はまだ発表されてないはず。)

20. TL;DR(Too Long; Didn’t Read)

「長すぎて読んでない→要約すると」という意味。長い文章の冒頭や末尾に置いて「ざっくりまとめるとこういうこと」と要点だけ伝えるときに使います。掲示板やRedditでよく見かけます。

例文: TL;DR: The project got delayed and we need more funding.(要約:プロジェクトが遅れてて、追加の資金が必要。)


まとめ:略語がわかるとチャットが一気に速くなる

今回紹介した20個の略語は、英語ネイティブのSNSやチャットに日常的に登場するものばかりです。

まずは「NGL」「FR」「IKR」「LMK」あたりから使ってみると自然に覚えられます。慣れてきたら「IYKYK」「TFW」「TL;DR」のような個性的な略語も試してみると、一気にネイティブっぽいテキストになります。

略語はスピード感と親しみやすさを同時に出せる便利なツールです。ただし、フォーマルな場面や目上の人への連絡には向かないので、友達やカジュアルな英語チャットの場面で使うのがポイントです。

Pelat では英語ネイティブとのリアルなチャットで、こうした略語を自然な流れで使う練習ができます。まずはリアクションとして「IKR!」や「NGL…」と打ってみるところから始めてみてください。